PRが引き起こす世の流れとは。

  • 2013/12/4
  • この記事は約6分で読めます。

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こんにちは。こじまです。

                                      .

久しぶりに真面目な記事書きます。

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※  以下内容はすべて会社単位でなく、個人的見解に基づくものです。

予めご了承ください。

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まくびーは敢えて幅広い事業ドメインを掲げ、

関連多角化・無関連多角化により複数の事業会社を展開しております。

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一般的に事業ドメイン設定は、物理的定義と機能的定義に分類されますが、

当社では後者の機能的定義により「顧客ニーズ」を汲み取る発想展開により

将来の可能性・発展性を意識していると言えます。

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メイン事業である広告代理業務では、

コアコンピタンスであるWEB広告ノウハウによる競合優位性の確立、

その他マス広告・PR領域まで裾野を伸ばしたクロスメディア提案により、

WEB専門広告代理店・総合広告代理店にはない模倣困難性の高い

シナジーの創出と提供を日々心掛けております。

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他方、マクロ的観点からここ数年の消費者インサイトや広告を俯瞰しますと、

インターネット・スマホの普及に伴い、

消費者が得る(触れる)情報量は格段に増加し、

現在と“その前”とでは一日当たり約410倍の情報に触れていると言われております。

(1日に触れた情報の99%は処理できない=記憶に残らない。)

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そんな情報洪水状態と消費者の広告慣れ が重なり

昨今では、良い商品・良い広告であれば必ずしも売れる。

という時代ではなくなっています。

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                                      .

そうです、

「良いものは消費者自身が選ぶ」選択の時代へと変わってきているのです!!

さて、とは言いつつも、「消費者が選ぶなら選んでくれ!広告は辞めた!」

ということでは一切なく、印象に残る1%へいかに昇華させるか。が

我々の任務です。

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本題ですが、そんな環境変化に伴いここ数年注目されている手法がPR。

PRには、商品(あるいはサービス等)を買いたくなる空気を創り出し、

消費者の潜在ニーズに対し「気づき〜商品を買いやすくする雰囲気」

創り出す役割があると言えます。

つまり、戦略的に場を温めることにより、

消費者が注目せざるを得ない=消費者自らが記憶に残る1%の情報。

認識するよう仕向けていける可能性を秘めているのです。

PRはメディア領域が広範囲に及ぶため、

あるメディアに特化した1分野特化型PR会社が多いのも事実ですが、

メディアミックスによるPR手法にて世の流れを変えるほどの影響力が生まれる事も多々あります。

では、そんなPRですが、具体的にどのような事ができるのでしょうか??                                                .

以下、PRを織り交ぜた広告事例の一部です。

【例1】

ZARA/H&Mを筆頭に今なお流行中の海外ファストファッション。

新ブランドが国内初上陸!

ってなった時、ローンチまでのPR手法とは??

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フェーズ1:(準備期間)

業界で影響力の高い専門誌(敢えて業界関係者が読むBtoB向け)に

日本初上陸情報を流し、まずは業界内でバイラル創出。

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フェーズ2:(準備期間)

ティザーPRにより、

メディア関係者向けのレセプションやスタイリスト等への商品リリース配信し、

フェーズ1をさらにドライブ。

やはりまだまだ、知る人ぞ知る情報扱いにして焦らす。

                                            .

フェーズ3:(準備期間)

情報番組での複数取材により、この段階で一般消費者へ情報投下。

まだ、ローンチはしていません。

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フェーズ4:(ローンチ期間)

オープン前日、店舗周辺にてラッピングバスの徘徊や

サンプリング告知のエリアマーケティングにより当日来場への煽りを入れる。

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フェーズ5:(実施期間)

オープン時には、大行列の中でテープカット演出やテレビカメラを招致し、

報道連鎖・口コミ拡散を図る。

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                                             .

【例2】

WEBで買える学習商材を販売します!

限られたバトルフィールド売上を勝ち取るPR手法とは??

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フェーズ1:(準備期間)

事前に、影響力のある複数のタレントさんに商品を送り体験をしてもらう。

商品ブランディング向上と口コミ効果を高めておく。

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フェーズ2:(準備期間)

商品リリース+市場調査による消費者アンケート結果を織り交ぜたWEB PRにて

消費者への気づきを与えつつ、商品自体のメリット訴求。

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フェーズ3:(準備期間)

開発者へのインタビューを切り口にし、テレビ・WEB双方を使い取材系PR。

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フェーズ4:(実施期間)

世の関心が集まった段階で、

大量アフィリエイト広告+テレビインフォマーシャルにて売上を爆発。

                                       .

上記のように成功が結果として体感できる場合は分かりやすいですが、

効果が曖昧模糊になるケースもあります。

                                             .

【PR効果測定方法とは】

その際の効果測定は概ね3つに大別できます。

1、      定量的な測定

→露出時間やスペースを広告媒体価値に換算し、数字を導きます。

2、      定性的な測定

→しっかり言いたい事が露出できているか?です。

露出はしたけど肝心な所が一切。。。というPRをたまに見ます。

3、      変容指標測定

→PR実施前の調査と、実施後の調査により消費者態度の変容を分析検証します。

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PRは、考える人によりアウトプットイメージが如何様にも変わり

属人的要素が強いですが、

そこが消費者インサイトをくすぐるポイントでもあるのではないでしょうか。

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