インドネシアに帰って来てから怒濤の忙しい生活を過ごしていましたが
やっとこさいろんなことから解放されてちょっと余裕のできた ホワさん です。
インドネシアに帰って来たなぁと思う事。
一ヶ月居た日本を去り、インドネシアに戻って来た。
こんなに長期で日本を離れたことはなかったので、
今回インドネシアに戻って来て、最初に来た時とは違う発見・改めて思う事がある。
例えば、個人的な問題が常に他の人の問題であることが多い。
本当に。
その1「財布の中を覗かれる」
スーパーで大きいお札を崩そうとして、小額の会計に大きなお金を支払おうとする。
すると、私の財布の中をサッとみて
「あるじゃない。キリよく出してよ」
と、いわれる。
インドネシアはお金の単位が細かすぎることもあって、店側のお釣りが足りないことも少なくない。
なので、お釣り不足を解消するために、ちょうど出す事を求められる。
いや、でもね、財布の中を覗くとか…ねぇ?
その2「知らないおばさんに面倒を見られる」
空き部屋になっていた隣の部屋に新しい人が入って来た。
その子のお母さんが廊下でぶらぶらして、
廊下でうちがバジルに水をあげてるところを
じーーーとニコニコしながら見て来た。
さすがに気まずくなって、「こんにちは」と声をかけると
「どっから来たの?」
から始まって色々と話しかけて来た。
インドネシア人のお母さんというのは、こちらがまったくインドネシア語がわからなくても
一向に気にしない。べらべら話しかけまくる。
ほとんど何を言ってるのか分からなかったが
娘と仲良くしてね。みたいなことだっと思う。
私はその時ジャカルタから帰って来た直後でめっちゃめちゃ疲れていた。
早く寝てぇー
と思ってたが、うちが部屋に入る隙を見て、部屋を思いっきり覗いて来た。
「すげーきたない」
というので
「いや、そうなんですよ。掃除しようと思ってたんですよねホント。」
とか、なんでいちいちこんな言い訳をしないと行けないんだろうと思いながら
寝たいのをこらえて掃除を始める。
掃除中もずっとそのお母さんがじーーーーっとニコニコしながら見てくるので
「あ、あの、恥ずかしいんですけど…」
というと
「恥ずかしがる事はなにもないわ!あたしが掃除してあげてもいいのよ!」
「いや、いいですほんと!自分でやりますので!」
なんというか地域の目といえばいいのか
他人の子も自分の子なのだろう。
正直、困りますねん。
その3「知らない人にものスゴイ個人的な事を頼まれる」
この前初めて行ったジャカルタで泊まったホテルで、エレベーターで会った人が
私が日本人であることが分かるととたんに
「娘の事でちょっとお願いしたいことがあるんだけど、相談に乗ってくれない?」
と言ってきた。
「日本の大学に行きたいんだけど相談に乗ってくれない?」
って言われる事が多いのでソレ関係かと思って、名刺を渡して
「私今からちょっと出かけないといけないから、あとで電話かメールくれない?」
といって別れる。
後でメールをもらうと、
その内容が
「前に妻と離婚をして、3人の子供たちとコンタクトがとれない。
そのうちの1人が日本にすんでるんだけど、君から連絡をとってくれないかな?」
とのこと。
いやいやいやいやいやいやいやいやいや
いや、いやいやいやいやいやいやいやいやいや!
娘のアドレスにメールを送っても返信もらえないのに、赤の他人の私が連絡して返信もらえるわけがないとおもうんだけど!
フツーーーーに考えて!
イスラム教は助け合う文化なので、結構面倒くさい事も頼まれてくれるが
もちろん頼まれる事もたっくさんある。
とはいえいくらなんでも個人的すぎると思い、こんなことって一般的?ってインドネシア人に聞いたら
「一般的ではないけども、ないこともない」
ってことでどう返信しようか迷ったんだけど、丁重にお断りさせてもらった。
オレオレ詐欺的なものがこの国にもあるらしいのだが、まぁこの経由で私がソンをすることがあるかどうかと考えたら可能性としては低いので、単に会った日本人に無差別に声をかけているだけだとおもう。
まぁいずれにしろ、家庭の問題に入り込むほどリスクの高いものは無いと思った。
そんなもん頼むんじゃねーよ!
ってことで
「まぁインドネシアだしな…」と思うだけで意外とストレスは溜まってないんだけど
もう本当にプライバシーなんてものがなくてびっくりする。
携帯とかカメラとか色んなものを悪意もなくチェックされて困ることが多い。
でも、郷に言っては郷に従えってことで。
びっくりするけどなんとかやってます。
きっと日本と違って、「知らない人と話しちゃいけません」っていう教育じゃないので
子供が誰にでも人懐っこい。
なんなんでしょう、このポーズは笑
ホワさん
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