こんにちは! ホワさんです。
今週は本当に暑い毎日が続いた東京でした。
湿気もそれなりに高く、日中は汗ばむ陽気でしたね。
ネシアなんて……こんな比じゃなく毎日汗だくだくでしょ?
と思われるみなさんも多いでしょうが、
バンドンは標高も高くジャカルタのようにムワッとした暑さも控え目。
昼と夜の寒暖の差も激しいため、
日本の暑さとはまた質が違う印象。
慣れてしまえば向こうは楽で、
日本の方がよっぼど厭な季節です。
さて、
今日は、インドネシア映画『鏡は嘘をつかない』のご紹介。
いわゆるアジア映画に全く興味の無い人、
アジア映画ってB級以下クオリティの
コメディ映画ばっかりでしょ? と思っているひと、
そもそも東南アジアの人の価値観が遠く感じて
観ていてもさっぱり興味がわかない
そんなホワさんのような人にも
おすすめできそうな映画です。
つまりは、ホワさんも “観てみたい” 映画なのです。
6/4公開なので、もう少しありますが
公式サイトからトレーラーが観れますので観てみるといいでしょう!
公式サイト http://www.pioniwa.com/kagamimovie/
舞台はインドネシア、ワカトビという海域で、
漂海民(水上生活者)のバジャ族が登場人物。
漁に出たきり戻らない父を想い、
バジャ族の間で人やものを探す時に使われる 鏡 に願う
少女を主人公としたストーリー。
私が現地で触れてきた、
技術、資金、演技力、そのすべてが「映画」といして成立させられないような
” 単なる身内受け(インドネシア人→インドネシア人)映画” で
キワモノとか、「逆に」おもしろいというような
フィルターを通さずに、
素直に「映画」として観られる映画のように思います。
それは監督のガリン・ヌグロホが
インドネシアの名門大学の法学部を卒業し、芸術大学で映画の作り方を学んだ後
オーストラリに学びに出かけたことと深く関係しているようにホワさんは思います。
インドネシア人や、他東南アジアの映画は、
身内(インドネシア→インドネシア人)の受け映画を作ってばかりで、
外から観ている私たちはちょっと価値観もなにもかも説明されないため
理解できずにしらけてしまうのです。
でも、彼女は留学経験からきているのだと思いますが、
視点がきちんと外からも見るスイッチを持っているように思います。
これから、「インドネシア映画」が、
スーパー・ニッチな映画としてではなく
「インド映画」くらいのポジションにはなることが
叶えばいいな共思います。
見た目には、インド映画のように
国の世界観がビジュアルの記号的要素に馴染みのあるものはないかもしれませんが、
その圧倒的自然は、観ているだけでも楽しそうな映画です。
水族館にいくような心持ちで観に行っても良いかと思います。
公開まで、あと半月。
興味あったらいってきてくださいね!
というよりも、
道あるいてたらたまたま通りかかった映画館に
ふらりと入ってみてみたいものですね。
ほわさんの気になる
ネシア情報でした……!
ホワさん
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