100円 = Rp.10,000.00-

いつものようにインドネシア・バンドンからホワさんです。

 

アジアに海外旅行に言った事のある人はもちろん
行った事も無い人もなんとなく知っているでしょうが、
アジアの諸各国はお金のケタが大きい。

 

興味のある人なら聞いた事があるかと思いますが
お金のケタ数がデカい国というのはお釣りが適当なんです。

 

インドネシアの貨幣はRupia(略称 Rp.)ですが、例にもれずケタがでかい。
今は日本円とルピアの関係がものすごく上下してるのでかなり雑な計算にはなりますが
今現在(2013年9月30日)では、100円がRp.11,606.87なので
日本円に0(ゼロ)を二つ足してチョコッと引いた金額が大体同じ金額です。
つまり、日本円で100円のリンゴはRp.10,000.よりもちょっと多いRp.11,606.(87)くらいになります。
今回は、話を簡単にするために100円=Rp. 10,000.(つまり1円=Rp. 100.)として以下話をします。
※ちなみに、「 . (ポイント)」以下は1円の100分の1の「銭(せん)」のさらに10分の1の「厘(りん)」よりさらに10分の1の話になってしまうので、ポイント以下は無視してもらって大丈夫です。「 , (カンマ)」は日本と同じで3桁ごとの数字にうたれます。

 

私がこの地に来て、一番最初に頑張って完璧に覚えたかったのがこの数字。
インドネシアでは、スーパーやコンビニを除いて、値段が書いてある事っていうのはものすごく稀。
ほぼ無いと言っていい。
だから数字というのは必須なのです。
その時に「ini berapa harganya? これいくら?」って聞いて
答えが分からないとぼったくられるからです。
死んでもぼったくられたくない
という人は、数字はしっかり覚えて行きましょう。

 

とはいえ、桁がデカいので、ちゃんと覚えて行っても最初のうちは
百二十万五千五百ルピアだよ」とかいわれても
「え?何、もっかい言って?」ってなりますが。

 

 

| 貨 幣 |

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インドネシアルピアのお札は
Rp.1,000(10円)からあって、一番大きい金額がRp.100,000(1000円)です。
日本円にざっくり直していうと
10円、20円、50円、100円、200円、500円、1000円札があるという感じです。
硬貨の方はというと1円、2円、5円、10円で、1円以下は25銭と50銭があるらしいのですが、もう発行はされてないみたいです。
ただ、日本と違い、発行されなくなっても流通はするので(政府が回収してないorできない)ある所にはまだあります。

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バスに乗ったり、露店でおやつやご飯を買う時等、日頃の生活でフルに使うのが10円、20円。

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10円札の束。

 

これ以下の金額になると、正直あまり使い道がない。
日本のように細かい硬貨、1円なんかをお店で出す事ってこの国ではないですね、単位が大き過ぎて訳がわからなくなるので。
日本よりも桁が多くて、物価も安いくせして
日本よりも1円、5円の使用頻度が圧倒的に低いっていうのも
なんが面白い話です。

 

じゃあこれら1円、5円あたりをどこで使うかというと
路上で歌を歌ってお金を稼いでる人たちや
コンビニの前でコップを持って待って待っている貧しい人たちに使ったりします。

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| お 釣 り |

市場や露店で買い物をするときには
どんなに細かくても5円単位なのですが
コンビニやスーパーに行くと消費税が入ってくるので1円よりも下の数字がでることがもちろんあるわけです。レシートにもほぼ必ずポイント以下(つまり厘とその下)が印刷されています。
例えば Rp.100,523.60とか。
日本円で言うと1005円23銭6厘ってことになる。(なるよね?)
そうすると、もはやそれに相応した硬貨が存在しないわけなので
お釣りをくれない(あげようがない)わけです。

 

インドネシア語初級のホワさんですが
コンビニで買い物するときにいつも聞かれることがある。

 

店側のおつりが足りなくなることっていうのは本当によくあることなので
キリ良く細かいお金を出してください、っていうことなんだけどいつも硬貨を持ち歩かないので「ありません」と答える。

 

いつもそれでちゃんとお釣りをくれるのだが、この前「ありません」と言ったあと、お釣りを久々に真面目に確認してみたら多かった。
最初は間違いかと思ったが、どうやらそういうことじゃないらしい。
Rp.10,500(105円)の買い物をしたときに、
Rp.20,000(200円)出して、
「Rp.500(5円)あります?」と聞かれて
こちらが持ってなかった場合に、
向こうもRp.500(5円)のお釣りが無い事もある。

 

その時は、
本来ならばRp.9,500(95円)
を返してくれればいいのだが、
Rp.10,000(100円)
をお釣りでくれるのだ。

 

少ない金額をお釣りで渡す訳にはいかないから
逆に多く返すっていう事なのだろうが
こんなことがあっていいのか。
こんなことになってしまうのが、数字の桁が多い国の特徴。

 

今の日本じゃ絶対味わえないこの感覚、
いや、まぁ特に味わう必要もないんですけど。
桁が多い通貨っていうのは
財布を開けたときに現在の所持金を一瞬で把握出来なかったり
デメリットの方が圧倒的に多いですけど
桁の多い金を毎日やって慣れてきて、結構計算強くなった気がしてます。

 

頑張ったおかげで今は
桁が1兆超えて一桁ずつ数字が違くても正確に聞き取れるし答えられます。

 

ま……でも、別に嬉しくない
ホワさんでした。

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