紙媒体の国、インドネシア。

今年の1月末からインドネシア・バンドンに住み始めたホワさんです。

 

今回、まくびーインターナショナルの
「インターナショナル」部門要員として任命され、
戸惑いつつもここに書いております。

 

インドネシア。

 

日本人に馴染みの無いようでいて
団塊世代の人たちは意外と住んだ事がある人が多い。
そんな国。
9月から交換留学生として、
来年からは大学院生として勉強する予定です。

 

日本人から絶対聞かれるのが
「なんでインドネシア!!?」
その一言に尽きる。

 

わたしが何故インドネシアに来たかと言うと2つのきっかけがあったのを思い出しました。

 

その1、姉の言葉

現在、結婚しグリーンカードを取得している姉が
まだアメリカで大学生やっていた時に
「あんた、ずっと日本で暮らすの?」
と言われて ガツーン ときたんですね。
これを言われたのが私が中学生だか高校生の時。
私が中学に入学した時には姉は既に日本に居なかったので
ほっとんどこの人に関しての記憶が無いんですけど
この言葉だけがいつも心にひっかかってた。
これは別に「日本なんかに」という意味ではなくって
ただ、日本人として生まれ、日本人として生き、日本人として日本で暮らすことが、なんとなく深層心理下でごくごく自然の事だと思っていた私にはエっラいショックだったんですね。
それから、少し金が溜まったら海外旅行に一人でよく行くようになりました。
これが、海外に目線を向けるようになったきっかけ。

 

その2、何故か分からないけど、急に自分の「芯」が出来た。

これ説明しずらいんですけど、
私は
「説明がつかないものがすごくムカつく」っていうのが性格としてありまして、
「なんかモヤモヤしたもの・感情、特に名前が付けられないもの」っていうのが
本当にストレスになるんです。
なので、なんでもかんでも意味を整理しないと気がすまなくて
「あれ、なんだろう、あの人に対するこの気持ち?」と「漠然とした何か」に気付いたら
速攻分析します。
これは、恋なのか、
それともこういう要因からくる感情なのか
自分の過去の記憶に触れるような気持ちを呼び覚ましたからなのか
っていうのを、自分の歴史と共に考えないと気がすまないわけです。
分かるまではスーパーイライラタイムですよ。

 

で、でね
そんな性格なんですけども
大学生活を終えて、大学で助手的な仕事を初めて1ヶ月くらいで
突然、瞬間ですよ。
ピカーー!って自分に芯が通ったのが分かった時があって。
それが、唯一の上司が
いい人だけど的外れな事ばかりする人で
その人の下で働いてる時だったんですけど。
文句言ったところで一年間この人だけを上司に
働かなきゃいけないから、自分ががんばればいいか。って思った時で。
背骨あたりに、トーッンって大黒柱を打たれたような感じだった。
これあれね、別に霊的な話とかじゃなくってね。
スピリチュアルな話とか好きだけど、あたし全然そういうの分かんないから。
その瞬間、「あ、これから人生何やってもブレないわ」
って突然思ったんです。
それと同時に「あ、この大黒柱が打たれた現象にだけは名前をつけちゃだめだ!」ってよく分かんないけど
感じたんですよ。
これに名前をつけると、この先絶対ブレる!って感じたんです。
なんでなのか分かんないけど。

 

結局、
なんでも「言葉にする」「名前を付ける」っていうのは
他人ありきでやってた事だったと思うんですよね。
っていうのは、言葉が何故必要なのかって、他者に自分の気持ちを伝えるのに
一番伝達しやすい形だからなワケじゃないですか。
でも、この時のこれは、人に説明する必要がなかったし
言葉にすることで、意味が変わってしまう気がしたんだろうと思う。
だから、上手く説明できないし、今後一切するつもりも無いんだけど
、この「芯」的なものが圧倒的な「自信」になったんです。唐突に。非常に感覚的なんだけども。

 

将来どうしようか決めてなかったし
(あんまり不安も無かったけど)
この出来事以来、
「理由もなくやりたい事があった時でも、ワケも分からずそれに従えば、それに間違いはない」
っていう意味も分からない確証(矛盾)
を得た。

 

ということで
根拠もない、未来のビジョンもない。英語もインドネシア語も喋れない、何にも無いままバンドンに来た。
なので
「なんでインドネシアなの?」
って聞かれると
「なんとなく」 
って答えてる。

 

この答えの感想は
「え?」
「はぁ」
「はぁ?」

 

いいのさいいのさ。

 

だって、5ヶ月住んでみて思うのが
「マジで理由もなく来ちゃったけど、やっぱり間違ってなかったわ」
と最近ジワジワ分かり始めてる。

 

一生住む気は無いけど
人生の経験として、インドネシアという土地は
私の人生にとって確実に必要な場所でした。

 

と、いうことでインドネシア・バンドンについて
これから書いて行こうと思っています。
別に「皆にインドネシア好きになって欲しいの!このすばらしさを分かってほしいの!」なんて
ちっとも思ってないけど
読んだら
「うわぁ、イ、インドネシア行きてぇ…」
って思うと思います。

 

あまりにも日常がドラマチックすぎて、友達と二人で
「紙媒体の国」
って呼んでます。

 

というわけで、これからちょっと異色ですが
インドネシア・バンドンについてお伝えして行こうかなと思っております。

 

よろしくです。

 

インドネシアよりホワさんでした。

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