【コラム】結婚式に呼ばれたい
- 2016/6/4
- 旅行, インドネシア
- Indonesia, akad pernikahan, kawin campur, pernikahan
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どうも!ホワさんです。
先日、日本の友達が結婚するということで連絡がきました。
結婚式は家族であげて、友人は結婚パーティに呼ぶというのが
最近のトレンドなんだろうか。
なんにせよ、結婚パーティが大変楽しみなホワさんです。
でも、本当は
結婚「式」に出たいのだ。
まだ一度たりとも結婚式に出たことがないから。
正しく言えば、
日本の結婚式に出たことがないから。
つまり、
外国で結婚式に参加したことはあるわけだ。
その数、
アメリカ : 1回
インドネシア : 20数回
……どうですか、これ。
インドネシアに1年程度でも暮らしたことがある人なら
「分かる分かる(笑)」って
賛同していただけるポイントに違いない。
私がネシアで暮らしていたのが26〜28歳くらいの時だったので、
友人となった現地人の結婚適齢期と重なり
しょっちゅう結婚式があったというのも理由のひとつではあるけれど
約2年の滞在で20数回も結婚式に参加しているというのは
日本人から見ればかなり異常な数字に思えることでしょう。
そこを理解するにはインドネシアの文化を
知る必要がある。
簡単にいうと
結婚式には大きくわけて3つある。
・ Kawin Campur(婚約式)
・ Akad Pernikahan(婚姻の儀式)
・ Pernikahan(結婚式)
一番上の Kawin Campurは
招待される人間は
関係が深く、
出席者数も少なく規模も小さい。
家とかでやることが多い。
下になればなるほど規模も大きくなり
来場者数もあがるので
比較的幅広い人間関係で構成されます。
インドネシアの結婚式というのは
・ 超大規模(来場者数は500人を超える)
・ 誰でもウェルカム
・ ご祝儀の必要なし
・ ご飯はバイキング形式
なので、
カフェで友達とふたりでお茶しながら
「あ、明日あの子結婚するみたい。行く?」
と言って、次の日にふら〜っと出かけていき
ご飯だけ食べて帰る、というようなことが多々起きる。
それどころか、規模が大きいうえ、いたるところで結婚式をあげているので
会場に付き、まずは腹ごしらえ……とご飯を食べている時に
別の人の結婚式だと気づいて
とりあえず飯だけ食べて帰ったということもあった。
はっきりいって、これはインドネシアでは
あるあるまで行かなくとも、誰かしら経験したことがあるだろう経験だったりするはず。
式場に立てかけてある名前の看板をみて
「あれ?こんな名前だったかな?」と違和感を感じつつも
別の人の結婚式場に入ってしまうのは、
インドネシア人の名前は長く、
あだ名や短縮形で呼ぶことが多いからなのか。
服装はいたってライトな人から
しっかりおめかししてくる人まで様々ですが、
一番軽装で、襟付きシャツにジーパン(ジーパンは無礼ではない)
といった格好なので、あまり気負う必要はないのだ。
ただ、主役はド派であるのは
バブルの頃の日本を思えばそんなに違和感のある話ではない。
インドネシアの街中で、
パーティーやら、イベントやらをやっていたら
是非覗いてみよう。
そして何やら結婚式的なものをやっていたら
「入っても良いですか?」というような顔を作って
遠慮がちに入ってみよう。
誰なのか全く知らなくても、
迷惑なんかではない。
むしろ
「外国人が僕たちの結婚式に来てくれたぞ!」
と喜ばれる可能性の方が大きい。
そんなわけで、
ネシアのPernikahan。
大げさでなく「飽きる」ほど参加したので
日本の結婚式に参加してみたい。
一度でいいからご祝儀を誰かにあげてみたい、
そんなホワさんでした。
画像出典 / Weddingkucahayafotostudio
https://weddingkucahayafotostudio.wordpress.com/category/foto-pernikahan/
ホワさん
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