【Vyng】インド市場が主戦場!インド映画のスターが踊る動画の着信表示で約12.5億円を調達!? 一体どんな会社なの!?
- 2018/12/16
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まくびーず読者の皆様!
どうも、こんにちは!
先週に引き継ぎまくびーずの日曜日を担当させて頂きます☆
ユージです!
まずはこちらのニュースをご覧下さい!
Vyng Hits $7 Million After Series A Funding, To Upgrade Generic Ringtones With Viral Videos
12月13日、インドマーケットが主戦場の米ロサンゼルスのスタートアップ「Vyng社」は、
eBay創業者のピエール・オミダイア氏が運営するOmidyar Networkから、
4億円規模のシリーズA資金調達を実施したとアナウンスしました。
一般的なシリーズA資金調達は数千万円ですので、非常に大きい規模です。
これによって、同社の累計調達額は約12.5億円に達したそうです。
シリーズAとは? シードから始まる5つの投資ラウンドを理解しよう【資金調達 基本編】 | 起業tv
転載:kigyotv.jp
Vyng社とは一体どのような会社なのでしょうか?
【Vyng】インド市場が主戦場!インド映画のスターが踊る動画の着信表示で約12.5億円を調達!? 一体どんな会社なの!?
携帯電話の着信音をカスタマイズする着信音系のサービスは、
米国などではもはや過去のものになっています。
しかしながら、スマホがまだ完全に浸透していないインド市場では、
着信音は自己表現のツールとして多くの人に使われているそうです。
そこに目をつけたスタートアップ企業が「Vyng社」でした。
同社はスマホに着信がある度にスクリーン上に、カスタマイズ可能な動画を
フルスクリーンで流すアンドロイド限定アプリを提供しています。
「一日に80億回もの電話の着信があるというのに、着信音は退屈なものばかりだ」
とVyng社のCEOのPaul Kats氏は話しています。
この社名はビデオのVと着信音(リングトーン)のRingを組み合わせたものだそう。
Kats氏はカリフォルニア州ヴェニス出身の29歳、
2019年のフォーブスの「30アンダー30」に選ばれた人物です、
転載:entrepreneur.com
転載:forbes.com
Vyngユーザーはお気に入りのインド映画のスターが踊る動画などで、
着信通知をカスタマイズすることが出来ます。
発信元に応じて異なる動画を再生することも可能だそうです。
そしてVyngはなぜアンドロイド限定なのか。
その理由はインドでは高価なiPhoneのシェアは1%以下だからで、
このアプリのiOS対応を急ぐ必要はないとKats氏は話しています。
アプリのアイデアを発案したのは共同創業者のJeffrey Chernick氏だったそうです。
Chernick氏はスマホのボイスメモを着信音として活用しており、
それを見たKats氏と共に、このような着信音をコンテンツで
カスタマイズするビジネスのポテンシャルを見出したとか。
「リングトーン(着信音)はとても魅力的な自己表現のツールだ。
これに動画を組み合わせれば、もっと多様なユーザー体験を実現できると考えた」
とChernick氏は話しています。
転載:forbes.com
現状のVyngユーザーの78%は、口コミでこのアプリの存在を知った人々だそうです。
Vyngは新興国のスマホ利用者に人気で、特にインド人の利用者が多いとか。
Youtube上には3千を超えるチュートリアル動画が掲載され、
最も人気の動画の再生回数は160万回を突破しています。
英語やヒンディー語、マレーシア語、ベンガル語などの多言語に対応しているそうです。
そしてVyngユーザーは今後、
インターネット上のインフルエンサーになる可能性があるとか。
アプリの動画ライブラリーには既に600万本以上の動画がそろっており、
そこにはインドの大手メデイア企業のものもあれば、
Vyngユーザー自身が撮影した動画もあるそうです。
Vyngユーザーは、着信動画に魅力を感じてVyngをインストールするが、
その後はアプリのライブラリーから様々な動画を楽しむようになるとか。
ちなみに、Vyngユーザーの間で最もトレンディーな動画の発信元は、
中国のTikTokユーザーが撮影した動画だそうです。
若者はTikTokになぜハマる?! 今、爆発的に増えている「TikToker志願者」とは? | BACKYARD
以上、今回はここまでです^^
それではまた来週♪
ユージ