【TILLABLE】2019年2月に地主×農家のマッチングサービス事業者が資金調達に成功 !! この事業の狙いとは一体!?
- 2019/3/10
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まくびーず読者の皆様!
どうも、こんにちは!
まくびーずの日曜日を担当させて頂きます☆
ユージです!
まずはこちらのニュースをご覧下さい!
地主と農家をマッチングする農地レンタル「Tillable」825万ドル – THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
2019年2月、農地レンタルサービス「TILLABLE」が、
シリーズAラウンドで825万ドルを調達しました。
同社は地主と農家をマッチングするサービスを展開しています。
一体どんなサービスなんでしょう?
【TILLABLE】2019年2月に地主×農家のマッチングサービス事業者が資金調達に成功 !! この事業の狙いとは一体!?
米国で土地を借りながら農業を営む農家(小作農)は、
320億ドルの売上を毎年上げていますが、
実は市場価格と比較すると80億ドルも下回っており、
毎年多額の損をしている計算になります。
そこでTILLABLE側は各地主が所有する土地を、
市場価格・作付面積・土壌の質・場所の4つの要素から、
差額が出ないように正しい査定を行います。
農家は査定結果を基にどの土地で農業をするのかを判断できます。
一方で地主はレビューを基にどの農家を受け入れるのかを選択し、
生産量及び収益最大化を図ることができます。
「農家は自分の土地を持ち、そこで長年自ら農業を行う」
最大の特徴は上記の固定概念をシェアリングの観点から変えている点です。
「誰かの土地を借りて耕作を行い、時期が来たら転々と場所を変える」
上記スタイルを浸透させるのがTILLABLEの狙いだとか。
事実として米国では40%の土地が貸し出しされているため、
シェアリングの追い風が強い現状があります。
またシェアリングの概念が入ってきたことにより、
農家のバックグラウンドチェックが出来るようになり、
土地を有効活用できる農家が分かるようになります。
これによって土地を貸したい地主や後継者に悩む農家は、
信頼できる農家をTILLABLE上から選んでいくことが出来れば、
土地利用を最大化することが出来ます。
転載:thebridge.jp
正しいレビューに基づいて評価の高い農家と地主をマッチングさせ、
適正価格の土地を地主から農家に貸し出させるのが、
TILLABLEの事業ということです。
荒れ地を畑に学生と再生 春野の耕作放棄地を耕す – 毎日新聞
なばり農業塾:塾生10人募集 来月開講、就農希望者など対象 – 毎日新聞
このTILLABLEの資金調達ニュースを聞いた瞬間に思い浮かんだのが、
耕作放棄地の解消につながる社会課題解決のアイデアです。
荒れ果てた土地をそのままレンタルに出しても、
大多数の農家が利用しようとは思わないでしょう。
レンタルした土地を再整備するコストが、
農家側に大きな負担として掛かってしまうためです。
そこで農家を志す学生向けのキャリアアップの場所として、
耕作放棄地を利用するアイデアが浮かびます。
どのような手順を踏めば再び農業を営めるまで土地環境を直せるのか、
例えばそういったことを学ぶ場として利用できるかもしれません。
転載:パソナ農援隊
以上、今回はここまでです^^
それではまた来週♪
ユージ