【コネクテッドロボティクス社】最初に開発したプロダクトはたこ焼きロボット!? 将来的には”ボタン一つ”で理想的な朝食が出来上がる!! 今後の展望とは一体!Part.2
- 2018/11/18
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まくびーず読者の皆様!
どうも、こんにちは!
先週に引き継ぎまくびーずの日曜日を担当させて頂きます☆
ユージです!
まずはこちらのニュースをご覧下さい!
コネクテッドロボ、外食に調理ロボレンタル 月額20万円で来年2月から | ロボット ニュース | 日刊工業新聞 電子版
コネクテッドロボティクス、たこ焼きロボに見る使いこなし術 | 日経 xTECH(クロステック)
器用にたこ焼きを返す調理ロボットを開発、コネクテッドロボティクスが6300万円調達 | TechCrunch Japan
5年後、ロボットが夕食を作る未来がやってくる | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
ここ数年で急激に存在感を増してきた「フードテック」。
代替肉や代替卵、キャッシュレス店舗、クラウドキッチン、
3Dプリンターで作ったお寿司“ドットずし”まで、
食×テクノロジーのイノベーションは盛り上がりを見せています。
転載:Twitter
そんな中、私たちの日常生活をガラリと変えてしまう可能性が高いのが「調理ロボット」。
ボタン一つでロボットがご飯を作ってくれる……
そんなSF映画で見ていたような世界が、今まさに実現しようとしています。
【コネクテッドロボティクス社】調理ロボットが各家庭に置かれる日が近いって本当!? 2019年2月に外食産業向けのロボットのレンタル事業が開始!! 将来的な展望とは一体!Part.1
前回はコネクテッドロボティクス社の生い立ちについて、
記事を書かせて頂きました。
さて、この会社が生み出したプロダクトは、
一体どのようなものなんでしょうか?
【コネクテッドロボティクス社】最初に開発したプロダクトはたこ焼きロボット!? 将来的には”ボタン一つ”で理想的な朝食が出来上がる!! 今後の展望とは一体!Part.2
飲食業界の大変さを目の当たりにした沢登社長が、
最初に開発したプロダクトはなんと”たこ焼きロボット“でした。
2017年4月に沢登社長はコネクテッドロボティクス社を設立しましたが、
実は起業の1ヶ月前まで具体的にどういったモノをつくるのか決まっていなかったそうです。
そんな困った状況だったときに沢登社長は、
たまたま友人から”タコパ(たこ焼きパーティー)“に誘われました。
転載:ゲッティイメージズ
僕は山梨県出身なので、たこ焼きをつくったことがありませんでした。
ただ、面白半分で焼いていたら、子どもたちが興味深そうに見てくれたんですよね。
そして、自分がつくったたこ焼きを
「おいしい」「おいしい」と言って食べてくれる。
このような経験をしたことがなかったので、ものすごくうれしかった。
ただ、2~3時間もつくっていると、さすがに嫌になってくる。
たこ焼き器は熱いし、手は疲れてくるし。
そのとき、このように感じました。
「この一連の作業をロボットにさせることはできないだろうか」と。
~コネクテッドロボティクス株式会社 代表取締役 沢登 哲也氏~
転載:ITmedia ビジネスオンライン
そして、このタコパの翌月に開催されたスタートアップ向けの、
様々なロボットを紹介するイベント「Startup Weekend Tokyo Robotics」にて、
中国製のアーム型ロボットを使って急ぎ用意した、
たこ焼きロボットの1号機を紹介したところ、
なんと本大会で会場の子供達を大喜びさせて優勝したそうです。
転載:ロボスタ
転載:ロボスタ
1号機は生地をひっくり返すといった単純な動きしか出来ない簡易版でしたが、
アーム型ロボットが家庭に入ってきたときの光景が、
容易にイメージできる点が評価されたとか。
ロボットとの未来を考えるStartup Weekend Tokyo Roboticsが開催。優勝は自動たこ焼き機ロボット | ロボスタ
その後、このような沢山のメディアに取り上げられて投資が決まり、
改良に改良を加えた世界初のたこ焼きロボット「OctoChef」が完成し、
たこ焼きの大手企業から注文が入るようになったそうです。
転載: ITmedia ビジネスオンライン
転載: ITmedia ビジネスオンライン
現在は”たこ焼き”だけでなく”牛丼/寿司/カレー“を、
作ってくれる業務用のロボット開発も考えているのだという。
また業務用のロボットだけではなく家庭用のロボットとして、
焼きたてのパンに目玉焼きやソーセージ、コーヒー等の理想的な朝食を、
ボタン一つで作ってくれる調理ロボットも開発中だとか。
面白いのが、この調理ロボットはレゴブロックのように、
他の調理家電、周辺機器を組み合わせて、
各家庭の理想の環境を作っていくイメージだそうです。
調理ロボットは他の調理家電とカニバルのでは?とよく聞かれるんですが、
組み合わせることでより高度な調理が実現できると考えています。
例えば食材の入っている冷蔵庫と各々の調理家電は
繋がないと調理をスタートできませんし、
調理家電同士の繋ぎこみも出てくるでしょう。
その繋ぎ手としてロボットが活躍します。
それらをどう繋ぎ合わせて、どこを自動化するかなどを、
プログラミングやAIも含めてデザインしていくのが私たちの役割りです。
~コネクテッドロボティクス株式会社 代表取締役 沢登 哲也氏~
転載:Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
転載:Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
沢登社長は、新しくロボットそのものを作っているわけではなく、
既にあるロボットを使って、他の調理家電、周辺機器と融合させながら、
人々の生活をより良くしていくこと、が使命だと言っています。
海外ではロンドンのモリーロボット社の自動調理ロボットや、
フランスのエキム社のピザロボット、
ボストンのロボットが調理するレストラン「スパイス」など、
業務用の調理ロボットのスタートアップが続々と登場していますが、
家庭用の調理ロボットの開発となると発展途上です。
コネクテッドロボティクス社のような日本発のスタートアップが、
家庭用の調理ロボットをいち早く実現させ、
この分野で日本が世界的なイノベーションを巻き起こすことに期待が高まりますね。
以上、今回はここまでです^^
それではまた来週♪
ユージ