【Report2】インターネット・マーケティングフォーラム2018「株式会社ポーラ様 vs Macbee Planet代表小嶋」
インターネット・マーケティングフォーラム2018「株式会社ポーラ様 vs Macbee Planet代表小嶋」
今年は初!2018年6月5日(火)・6日(水)にANAインターコンチネンタルホテル東京で開催された宣伝会議主催の「インターネット・マーケティングフォーラム2018」の当日の登壇内容についてレポートさせていただきます。
特別ゲストに、株式会社ポーラ CRM戦略室・EC開発チームの麻生 俊幸 氏をお迎えし、当社代表小嶋とポーラ様専任担当廣瀬、システムクリエイティブ部 部長 高原の4名による、初講演となります。
先日【Report1】で内容をご報告させていただきましたが、前回はフォーラム全体のことをレポートいたしました。
今回は、登壇内容を詳しくご報告させていたします。
●本レポート記事内容について
3年間お取組みでも、具体的な事例〜結果(結論)、
そして「今…本当に必要な分析とは?」の答え。を知っていただける内容となっております。
また、最後に、リアル座談会をさせて頂いており、
今後の展望 について最前線のリアルをお話しいただいたものをご紹介。
毎年延べ5,000人以上の方がご来場される本イベントは12回目を迎えられ、今回は「Industry Innovation 〜新しいルールをつくる人たち〜」という内容となっております。
デジタルテクノロジーの浸透は、社会の至る所で破壊的な創造を起こし、世界中でこの潮流を捉えた新しいプレイヤーが 登場し、成長し、ビジネスのルールを大きく変えようとしています。
20世紀型のモノ中心の事業創造ではなく、「顧客体験」を軸にした価値創造が必要とされております。 マーケターの最前線の取り組みをするゲームチェンジャーとして登壇させていただきました。
■参照URL:https://www.net-mc.jp/
■開催情報
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『インターネット・マーケティングフォーラム2018』
開催日:2018年6月5日(火)・6日(水)9:00〜18:35(受付開始:8:40)
会場:東京都港区赤坂1-12-33 ANAインターコンチネンタルホテル東京
https://www.net-mc.jp/location/
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会場は、この様な高級ホテルのイメージが強い。
ANAインターコンチネンタルホテル
きぐるみでも参加可能
ご案内のパネル
【講演会】今、本当に必要な分析とは…?POLA vs Macbee Planet
●講演者一覧:
[ 講演の概要 ]
特別ゲストに、株式会社ポーラ CRM戦略室・EC開発チームの麻生 俊幸 氏をお迎えし、当社代表小嶋とポーラ様専任担当廣瀬、システムクリエイティブ部 部長 高原の4名による、初講演となります。
実際に、3年以上ご一緒にプロモーションを手掛け、紆余曲折を経て共に拡大したリアルを語っていただきます。後半は、業界初の自社プロダクトRobee(ロビー)の紹介もさせていただきつつ、今後の展望については、ディスカッション形式て(台本なし)でお話させていただきます。
<講演開始>
講演内容〜資料抜粋〜
▼アジェンダ
第一章は、自己紹介。
ポーラ様の企業の成り立ちや、事業軸・研究開発の偉大さ、等々。
単純に商品を「知っている」「使っている」のみでは、知り得ないことが詳しく知ることができ、
だから“ターゲットはココになる‼”と理解が深まりました。
そして、結果について!
Macbee Planetと取組みを初めて約3年間で、当初より紆余曲折はありましたが新規顧客は、どんどん拡大。
その結果、取引額は30倍程度になりました。
こちは、新規のみの売上。LTVが高いユーザーをしっかりと囲い込むことでリピート買いも増加。
EC販売全体での売上は、更に伸び率が高まったそうです。
そして、
次にどんな戦略で実施してきたのか?また、具体的な施策内容はどのようなものなのか?を紐解き、話が進んでいきます。
どんな戦略で実施してきたのか?
ここでは、Macbee Planetが提唱するマーケティング手法の考え方について
『Action Driven Marketing』のお話をさせて頂きました。
▼様々なメディアでも取り上げていただきました。
参照:Action Driven Marketing
●日経ビジネス:http://special.nikkeibp.co.jp/atclh/NBO/18/macbee_planet0416/
●MarkeZine:https://markezine.jp/article/detail/27791
●ITmedia:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/01/news008.html
>代表 小嶋
「『目標のコンバージョンを達成すれば終わり』というデジタルマーケティングの会社は多いのですが、弊社は依頼を受けた企業の全体を最適化する前提で物事を進めます。これが他社との違いで、コンサルティング色が強いところですね」
>株式会社ポーラ 麻生様
「確かに。他の代理店さんと比べても、マクビーさんは中の中の“最終的な売上がどうなったか?”という所まで、かなり深く入り戦略を考えてくれるので、単純なパートナーというより、一社員の様な認識が非常に強いです。これは、お会いするどの社員の方々も同じイメージで、とても誠実な良い会社さんだなと感じました。」
>コンサル 廣瀬
「本当ですか?!非常に…非常に有難きお言葉。身に沁みます。もっとこれからも頑張ります!!笑」
つまるところ、Macbee Planetのイメージは、クライアント様のマーケティング領域のみのプロモーションを実施するだけの企業ではなく、
最終的な利益を、どう効率よく拡大するか?=“売上を上げること”を得意とするコンサルティング企業というイメージが強いようです。
(資料抜粋)
つづいて、ここからは沢山あるプロモーションの中で、効果が明確に数値として可視化される成果報酬型広告に焦点を当てて進みます。
EC販売の王道パターンと、どう戦っていくか?
●理解のすり合わせ
その内容を、Webで自社商品を販売されているメーカーの方々は、
「そうなんですよね〜。結局、Webは価格勝負で母体が強いところが…」
っと嘆きながら、縦に首を振られている方々が多くいらっしゃいました。
そこで、ポーラ様が挙げられていたのが下記の3つのPOINTでした。
具体的には、サイト閲覧者の「ユーザーがどの様なユーザーインサイト」をもっているのか?
また、掲載側の「メディアはどの様なユーザーインサイトがあると判断してページを作成」しているのか?
そして、最重要ポイントは、企業(メーカー)側が伝えたいインサイトを、いかに両者へメリットがあるとロジック(根拠)をもって伝えること。
色々とお話をして頂きましたが、各メーカー様のマーケ担当は、分かってはいるし、理解もしてる。
ただ、そこに真剣に向き合って行っているかどうか?というのは別問題だそうです。
更に、環境の問題でもあるが、売り手側からの目線に終始しがちで、
独りよがりになっていないか?
本質を理解し、指摘してくれている第三者的な存在がいないるのか?
という部分が大きいようでした。
ここから、具体的な施策の話に進みます。
具体的な施策〜成功事例から紐解く〜
ここでは、施策1と2に分けてご説明されておりました。
ただ、施策1も2も同じことで、施策1を上手くもっと拡大させるために施策2を実施してる“横展開”というイメージ。
つまりは、具体的な【施策1】をもって、様々な応用をしていくことがポイントとなります。
自社商品 のWeb上の戦い方は様々なので、その業界毎の特徴を把握し、前段でもあったように、「これをヒントに、ちゃんと向き合っていくこと」が重要だとも話されておりました。
▼スライドはコチラ▼
●ポイントは2つ
1)サイトから離脱している可能性が高いユーザーを洗い出し、プレステージコスメのユーザーを囲い込む
2)メディア及び来訪者のインサイトを理解し、それに合わせたコンテンツを提供することでCVR向上
★1)の具体的な分析は、この様なイメージでお話をされておりました。
確かに、メディア側も想定していなかったのか…、打合せでは新事実の部分も多かったようでございます。
そして、3社による擦り合わせ及びご提案を繰り返し、
実際の結果・・・・!!
明らかに違います。
成果報酬型広告(アフィリエイト広告)において、
【0.92% ⇒ 3.51%】 は、凄まじい数字の結果です。
確かに…実際に、施策後に掲載されている面も、全く違いました。
他のメディア様でもコンテンツを多数書いて頂いている方もいらっしゃいます。
ただ、CVRは強化しても1.2〜1.5倍程度。
やはり、闇雲にコンテンツを作成しても意味はなく、
インサイトに合わせた戦略的作成が必要ということが言えます。
結論
しっかりと、真剣にインサイト向き合うこと。そして独りよがりならず、第三者視点から本質を理解し成功に導くパートナーを作ること。がとても重要だとお話されておりました。
施策2については、前段でお伝えしたとおり、
【施策1】の横展開といった内容でございました。
さらなる、メディアリレーションを取るため、全国ツアーを開催実施。
こちらでも、ポーラ様が全国で足を運び、真剣に向き合われていることが伺えます。
ただ、そこから言える内容として、弊社としての見解をお伝えさせていただきました。
>代表 小嶋
「成果報酬型広告は、1プロモーションあたり数千〜数万のメディアが掲載するため、
メディア個別の分析・最適化は難しいと考えられてきました。」
「また、仮に分析ができたとしても、メディア側で意図したコンテンツを追加してくれるかどうかは不確実です。」
▼資料抜粋
現状の問題は下記の図となっております。
企業(メーカー)側としては、
そうせざるを得ない現状にある。ということ…。
つまり・・・・
掲載サイト毎の個々の特徴を分析し、
ユーザーインサイトに基づいた改善が必要!
“業界初”の広告効果分析・改善ツール『Robee(ロビー)』
Macbee Planet社が従来取り組んできた成果報酬型広告マーケティング支援サービスで培ったノウハウをもとに、「アフ ィリエイト広告を取り扱う上の課題」を完全可視化を実現し、ポーラ様始めクライアント様側の課題を解決するために開発されたプロダクトが【Robee“ロビー”】です 。
▼ferret様 記事引用
・参照元:https://ferret-plus.com/10083
●成果報酬型(アフィリエイト)広告パフォーマンスの見える化とLPの最適化で、CVの最大化を実現する
株式会社Macbee Planetが提供する「Robee(ロビー)」は、成果報酬型広告(アフィリエイトを中心とする)に特化した広告効果測定システム&ランディングページ最適化(LPO)ツールです。
Macbee Planet社が従来取り組んできた成果報酬型広告マーケティング支援サービスで培ったノウハウをもとに、「アフィリエイト広告を取り扱う上の課題」を全て可視化し、解決するために開発されたサービスです。
★Robeeの最強ポイント3つ★
この様に、企業様が課題と感じていることを、何とか改善したい!という思いから作られたのがRobee(ロビー)となります。
今も、様々なテクノロジーを駆使し、パートナー様(クライアント様)が、どういう課題を持っているのか?それを解決するにはどんなテクノロジーが必要か。をしっかり向き合い、テクノロジーだけが先行して使えないツール(=頭でっかち)にならないように…開発しております。
リアル座談会
リアルの座談会中のお写真
■お話されていた内容:
全体的には、。「デジタルマーケティングについて」と「取り組んでいきたいこと」についてお話をされておりました。
特に、訪問販売の歴史があるポーラ様は、「人の力」の強さ・偉大さを語られていました。
>株式会社ポーラ 麻生様
テクノロジーは手段でしかない。
デジタルが加速する世の中だから、“人とのコミュニケーション”が大事だと感じます。
これは、やはり90年もの歴史(レガシー)があるポーラだからこそ、重みがあり出る言葉なのかもしれません。
また、顧客のモチベーションのモメント(瞬間)を軸に、 さらに親和性の高いお客様とつながりたい。というお気持ちも語っていただきました。
それを受け、代表小嶋も今取り組んでいることを踏まえて
>代表 小嶋
どんなにデジタル・テクノロジーが加速してもそれを、
多様化するニーズに合わせてどう私達が活用するかが重要だと、とても感じます。
その1人1人のインサイトに合わせ、点と点を線にすることで自然と行動(Action)を起し、ファンになるのだと思います。
だからこそ、弊社はオンラインとオフライン問わず、全コミュニケーション領域でパートナー様のご支援をさせていただいております。
更に、今後取り組んでいきたいことについては、下記の様にお話をしていただきました。
>株式会社ポーラ 麻生様
WEBではわからないモメントは、リアルのほうがさらに精緻と考えております。
その中で、リアルでしか体験できない価値を活用しながら、 WEBにつなげるビジネスモデルを作りたい。
本当に、とても素敵なお時間をいただき感謝感激でした。
今後さらなるお力添えができるよう、Macbee Planet一同ご尽力させていただきます。
また、ご来場の皆様始め、読んでいただいました方々。
お時間をいただきありがとうございます。ご清聴ありがとうございました。
何かしら、お役に立てれればと存じております。
Macbee Planet 広報宣伝部 黒田美穂
くろみ♡
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