グルメ必見!ワインの味が変わる!?ワイングラスの持ち方あれこれ

こんにちは!
脱サラし、東京・青山でワインレストラン
Burgundy」をやっております
ソムリエール、あやぱんです。

ワインといえばフランス、イタリア、アメリカ、
そしてクロアチア、南アフリカと、
世界中で生産され、世界中で飲まれているお酒♡
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だからこそ、もっと気軽に飲んでいいはずなのに、
「種類がよくわからない・・・」
「何だか難しそう・・・」
レストランに行って、
「グラスの持ち方、あってるかなぁ?」
なんて、不安になったり。
他人の目が気になって、ワインは避けがち・・・。

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でも、そんな人生もったいない!

世界中で飲まれているということは、
ワインにはそれだけの魅力があるということ♡

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今日は、もっとワインが身近になる、
ワイングラスの持ち方をご紹介します!

ワイングラスの持ち方セオリー

みなさん、普段どのようにグラスを持っていますか?
ワインの温度が上がらないよう、
「ステム(グラスの脚の部分)を持った方がいい」
なんて聞いたことありますか?

実はこれ、日本で定着したルールなんです。

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温度が上がりにくいのはもちろん、
持ち方がエレガントに見えるのもメリットですね。

ところが、ステムを持つ持ち方は、
本来は「テイスティングの様式」なんです。

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レストランでワインを頼んだ際、
テイスティングを求められることがあるかと思いますが、
テイスティングでは、ワインの色や香りに異常がないか、
ワインの健全性をチェックします。

では本来、どうやって飲むのが正しいのでしょう?

「君の瞳に、乾杯。」
みなさんご存知、映画『カサブランカ』の名台詞。
彼らの乾杯シーンを見てみると・・・
こんなふうに、グラスのボウルの部分を抱えるように持っているんですよね。

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実は、この持ち方が「国際的なマナー」とされています。
社交パーティーなどのフォーマルな場では、
スタンディング形式で多くのゲストと挨拶を交わします。
ぶつかってグラスを落としたり、ワインがこぼれたりしないよう、
安定した持ち方が求められる訳です。

ソムリエがオススメするグラスの持ち方

ここまでのお話ですと、
ステムを持つのはテイスティングの時だけで、
レストランで飲む時はボウルの部分を持ちましょう!

と、締めくくりたいところですが、

私は国際マナー云々より、
普段もテイスティング様式と同じように、
ステムを持って飲むことをお勧めします。

なぜならワインは温度がとっても大事!

温度が変わるだけで、
飲み物の味わいは驚くほど変わるんです。

例えば、コーラやジンジャエール、
炭酸の入っているものは冷たい方がおいしいですよね。
同じように、すっきりとしたシャンパンは冷たい方がおいしく感じられます。

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また、酸の強いワインは、
温度を下げると酸を心地よく感じられ、
タンニン(渋み)の多いワインは、
温度を上げることでまろやかな味わいになります。

(温度による味わいの変化については、
別途詳しく書きたいと思います。)

レストランでのワイン供出温度とグラス

ワインはとっても繊細。
ワインによって、それぞれ一番美味しく感じられる温度があるんです。
最近ではボトルの裏側に、
そのワインのバランスが最もよく感じられる温度が書かれているものもあります。

そのため、レストランではプロが各ワインに合わせた適温でワインをサーブしてくれます。
私もお店でワインをサーブする際、
ワインの供出温度には特に気を配っています。

造り手が汗を流して一生懸命造った1本のワインー。
そのワインを一番美味しく感じられる温度でサーブすること・・・

それは、造り手への敬意を示すとともに、
美味しいワインを飲んで、
お客様に笑顔になってもらいたいという願いからです。

国際マナーは美しいですが、
やはりワインは美味しく楽しく飲んでいただきたいです。

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ちなみにステムを持って飲んだからと言って、
レストランでマナー違反なんて思われることはまずありませんよ♪

結論

フォーマルなパーティーではボウルを持ちましょう!
ゲストのドレスを汚してしまっては大変ですからね。
普段は、なにより美味しく飲むことが一番!
ステムを持って、ワインを楽しみましょう♪

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ayapan

ayapan

ソムリエ。休肝日ゼロ日。趣味はワイン、食事、加圧トレーニング。死ぬ前に食べたい物、茨城県 魚菜の焼き餃子。猫ルルと生活中。

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