引用:http://www.tv-asahi.co.jp/freestyledungeon/
なぜ今年こんなにも「フリースタイルダンジョン」が流行っているのか??
「フリースタイルダンジョン」とはなんなのか、
まだ見たことがない人でもこの記事を見れば「フリースタイルダンジョン」を一気に楽しむことができる!
そんな記事を今回は書こうと思います!!
でも一回では書ききれませんので何回かに分けてご紹介していきます。
【まずフリースタイルとは】
引用:https://www.youtube.com/channel/UCpW67m9qez6GUd5-gbWS9Ag
まず「フリースタイルダンジョン」を語る前に、
「フリースタイル」についてご説明します。
■「フリースタイル」とは、
HIPHOPの音楽ジャンルから派生して生まれたバトル方式のことで、
HIPHOP楽曲のトラックのみを流し、その音に乗せて即興で相手と言葉を交わし合うスタイルの事を指します。
ルールはターン制を採用していまして、
先攻と後攻をまず決め、
【8小節を8本(一人4本を交互に)】もしくは【16小節を4本(一人2本を交互に)】が基本ルールになるんですが、
「フリースタイルダンジョン」では時間の関係上、
【8小節を6本(一人3本を交互に)】制を採用しています!
【ボス紹介】
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/freestyledungeon/news/
「フリースタイルダンジョン」では、更に勝ち抜けルールを採用しており、
ラップバトルに”挑戦者”が挑み、”モンスター”と呼ばれる強豪ラッパーたちを倒しながら勝ち抜き、賞金を獲得する。
勝ち負けは、5人の審査委員がジャッジします。
この回では”挑戦者”を待ち構える7人のラップモンスターの内
おすすめのモンスター3人をご紹介していきたいと思います!
■「CHICOO CARLITO」引用:http://www.nicovideo.jp/watch/sm28005707
沖縄生まれの23歳、島人(しまんちゅ)MC”CHICOO CARLITO(チコ・カリート)“
とても23歳に見えないその見た目と高音ボイスから繰り出されるハイセンスフロー&ライムは、
以前チャレンジャーとして「フリースタイルダンジョン」に出演し、当時前人未到のモンスター4人斬りをなした際、審査員からも喝采を浴びていました!
ここで単語紹介を少しだけ、
■ライム:韻を踏む事
■フロー:歌いまわし、歌い方
とにかくトラックに声がはまる!!
これは彼の持ち味のハイトーンボイスだからこそどんな楽曲にも対応することができるんだと思います。
フリースタイルバトルを見ていてお気づきの方もいるかもしれませんが、
いわゆる強いと言われているラッパーは高音を得意とする人が多くいます。
それだけ無数のトラックにその声を乗せることができるかどうかは重要になってくるんです。
あと彼は総勢1,000人以上のラッパーが参加するフリースタイルバトルの全国大会
“UMB(ULTIMATE MC BATTLE)”の現役チャンピオンでもあります。
しかもM-1ではないですが、”チコ”は沖縄予選一回戦負けからの
敗者復活トーナメントを勝ち抜き、そのまま本戦に舞い戻り、何とそのまま優勝しました。
この大会では誰よりも試合をしており、延長を含めると30試合を行いました。
弱いわけがありません!!
最後に彼の試合を一つご紹介。 引用:https://www.youtube.com/watch?v=1ernUUlNlfY
■「DOTAMA」引用:http://dotamatica.com/news/128
栃木生まれの31歳、ディスの極みメガネ“DOTAMA”
彼の持ち味もハイトーンボイスから繰り出されるフロウの秀逸さと
人の揚げ足を取らせたら一級品の機転の利かせ方で、
ライムだけで勝負するスタイルのラッパーのほとんどは彼のフロウに一蹴されてしまいます。
彼はバトルに入る前に相手ラッパーのネタをこれでもかというくらい用意して臨むようで
こういうスタイルのラッパーは大体ネタ臭くなっていき、言葉のバイブスが足りなくなるものですが、
ここは彼の性格の悪さ、10年以上のキャリアがそんな薄っぺらいラッパーには致しません。
ここで単語紹介を少しだけ、
■バイブス:雰囲気、気合、テンション
よくHIPHOPは生き様が滲み出ると言われたものですが、
彼はフリースタイルバトルの全国大会に10年も参加し続け、いつも良い所で負けてしまい
未だに一度も優勝できていません。
ちなみに決勝にも何度もあがった事はあり、実力は間違いありません。
ある時は宿命のライバルに2度も優勝を阻まれ、ライバルが大会を引退した後優勝確実と言われた
UMB2015も決勝で新人に敗れてしまいました。彼は実力はあるが運はないかもしれません。
しかし彼はつい最近行われた「フリースタイルダンジョン」の特番「WONSTARS WAR」にて
宿命のライバルに約5年振りに勝利を勝ち取りそのまま優勝を勝ち取りました。
そこで思わずステージ上で泣いてしまう”DOTAMA”を見てHIPHOPでやべ〜な〜
生き方滲んでるよ〜と思っちゃいました。
最後に彼の宿命のライバルとのベストバウトを一つご紹介 引用:https://www.youtube.com/watch?v=dqK1TTCS6Co
■「般若」引用:http://neta-reboot.co/3180/
きました、いきなり核心突くぜproject丸妄こと“般若”
彼はHIPHOP界では逸材と言われてきた存在で
今回の「フリースタイルダンジョン」では6人のモンスターとは別格の
“ラスボス”として登場します。
彼が番組でフリースタイルを行うモンスター4人もHIPHOP界では名を馳せたラッパー達なのでそう簡単に般若はフリースタイルを行いません。
番組が始まって間もなく1年経ちますが、これまで般若がラップをしたのは一度だけになります。
その時の彼のバイブスには目をみはるものがあり、正に”ラスボス”と言われるにふさわしい気迫を感じることができました。
彼はHIPHOP界ではいわゆるヘッズからかなり支持を受けています。
その要因としてそもそも理解してほしいのは、HIPHOPは歌がうまいから=一番イケてるではない事を理解しないといけません。歌がうまいとは、例えばライムが秀逸、フロウが多様な事を指しますが、
フリースタイルでは歌がうまい事は能力を推し測る上でただの1要素に過ぎません。
ここで単語紹介を少しだけ、
■ヘッズ:HIPHOPにハマっている人
先ほども書きましたがHIPHOPは生き方が滲み出るもので、
歌がうまいだけだとネタの披露会に見えてしまい退屈です。
そこで重要になってくるのがバイブスで、韻を踏まずにバイブすだけで勝負するラッパーもいるくらい
かなり重要な要素になります。
バイブスは簡単に言ってしまうとテンションなんですが、
ただただ声を荒げればいいわけではありません。その人が本気で気持ち込めてそれを言ってるかどうかは
一目でヘッズにはバレてしまいます。
それでいうと般若のバイブスはラスボスに相応しいものを持っていると言えるのです。
般若はこれまでのアーティスト活動でも注目すべき点があって、
彼が所属していた”妄想族”というHIPHOPグループが始まりなのですが、
このグループは三軒茶屋愚連隊という暴走族が元になってできたグループで
デビューするまでは、”カチコミ”と称して有名ラッパーが集うイベントに無断で乗り込み、
マイクジャックを繰り返すなど結構ハードに活動をしていました。
引用:http://ameblo.jp/k-flow/theme-10006727936.html
このやり方がヘッズにどハマりして、
当時7,8人でマイクリレーを行うHIPHOPグループが流行っていたのもあり、
確実に妄想族はファンの心を鷲掴みました!自分もめちゃ聞いてました。
その後、般若は長渕剛さんからもそのメッセージ性の高さを支持され、
「YAMATO」ツアーの前座を務めた。これはHIPHOPアーティストとしてはかなり異例なことで
こういう所もヘッズからやはり般若は間違いないと支持を受ける大きな要因になりました。
正直に言うとライムやフロウだけなら般若よりレベルの高いラッパーはいくらでもいます。
ただこれまでのキャリアに裏打ちされた彼のバイブスに観客はめっちゃ上がってしまいます。
一種のカリスマのようになってしまっています。なのでフリースタイルダンジョンでの彼の立ち位置は
よっぽどのことがない限りは崩せないのではないかと思います。
そんな般若の妄想族所属時代のヤバイ一曲をご紹介!
引用:https://www.youtube.com/watch?v=1vq36l5WZuk
最後にそんな「フリースタイルダンジョン」の放送詳細は、
■毎週火曜日
■25:26〜25:56
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/freestyledungeon/
また今後も色々とフリースタイルダンジョンについてご紹介していきたいと思います。
ケンシロウ
最新記事 by ケンシロウ (全て見る)
- TBS火曜ドラマが熱い!!!ジワるドラマ「カルテット」のジワるポイント3つ紹介!!! - 2017/02/01
- 【大食いチャレンジ動画紹介!!!】MAX鈴木の大食いチャレンジ動画3選!!! - 2017/01/30
- 気軽に芸能人気分が味わえる!!芸能人が愛するロケ弁3選!!! - 2017/01/18