こんにちは。
今日はリスティングのポイントについて発信したいと思います。
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そもそもリスティングとは、Google・Yahoo!の検索結果の
この部分に広告を出稿することです。
リスティングの「基礎知識」や「初め方」などは、色々なサイトで紹介されているので、
ここでは割愛してしまいます。
今回はポイントを1点ピックアップします。
◆ クリックが多いのにコンバージョンを稼げていないキーワードに注目する
リスティングを続けていると、
◇ めっさクリックされて、めっさコンバージョンするキーワード
◇ めっさクリックされて、ぜんぜんコンバージョンしないキーワード
◇ ぜんっぜんクリックされないキーワード
のように、キーワードごとの成績が顕著になってきます。
この時、「改善することで大きく前進することが期待できるキーワード」は、
◇ めっさクリックされて、ぜんぜんコンバージョンしないキーワード
です。
このキーワードを「上手く」改善することができれば、コンバージョン増加が期待できます。
このキーワードに対し、できる対応としては以下のような選択肢があります。
01)リンク先を「変更」する
02)リンク先を「改善」する
03)出稿を停止してしまう。
正直「さっさと停止しちゃえよ」と書かれているブログなども多いのですが、
本当に停止してしまって良いのか。
この子は本当に腐ったミカンなんでしょうか。
少しだけ改善を試みてみる価値はありそうです。
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めっさクリックされるキーワードがコンバージョンを生み出せないのは、
このキーワードのせいではなく、ほぼ「リンク先」のせいです。
「最新PC」というキーワード・広告から、
PCショップの「当社のPC売上、年間ランキング」とかのページに飛ばされてしまうと、
ユーザの求めているものとリンク先が完全にズレています。
ここをサイト内の「最新PC一覧ページ」にリンク先を変更してあげるだけで、
「めっさコンバージョンするキーワード」になる可能性はグンと上がります。
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では「ちゃんとしたリンク先を設定しているんだけどな・・」という場合にはどうすれば良いのか。
その場合は「リンク先ページの訴求力が弱い」のではないか、ということを考えてみる必要があります。
たとえば「光学式マウス」でクリックされたとして、リンク先に光学式マウスがズラ~っと並べられているだけ、
などだと「よかったら買ってね」ぐらいの訴求力となってしまっていて、やはりコンバージョンは生まれづらいかと思います。
なので、各商品の訴求テキストを追加し、大きく表示するなどのページ改善でコンバージョンアップを狙います。
ここで、一番良いのは「個別LP」を作成することです。
LPの制作は手間がかかりますが、訴求力を上げるのにはとても有効ですし、一度作ってしまえば、他の商品にも使い回しがし易く、コンバージョンの可能性はグッと上がります。
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「LPなんか作れないよ・・」という場合は、残念ながらキーワードは停止してしまうのがセオリーとなります。
コンバージョンを生み出せる可能性を設けられない状態では、予算を消費し続けるだけの厄介者から抜け出せないため、
良い成績を出している他のキーワードに予算を振ってあげるほかありません。
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「これ、全然コンバージョンしないなー」と、
停止してしまったキーワード。
本当に改善ができないかどうか、ぜひ一度見直してみてください。
少しの手間で「優等生」に変身するかもしれません。
それでは またー