2016年3月9日
囲碁界隈で大事件が起きました。
『AlphaGo』というGoogleの子会社、『Google DeepMind』が開発した人工知能が、世界のトッププロ棋士『イ・セドル』に勝利したのである。
それまで、コンピューターが囲碁で人間に勝つのは早くても10年はかかると言われていた。
10年前なんて、100年はかかると言われていた。
その未来が2016年、突如としてやってきた。
10年も前から囲碁をやっていた自分にとっても、この事件は衝撃的であった。
このAlphaGoが登場するまで、現存するトップレベルのコンピューター囲碁は、アマチュアである自分にすら勝てなかった。
このブレイクスルーはとてつもなく凄まじいものであると感じている。
この事件を通して、思うことはたくさんあるのであるが、近年のテクノロジーの進歩は凄まじいものがある。
ドローンであったり、VRであったら、ドライバーレスカーであったり、最新のテクノロジーが生活の中にどんどんと浸透してきている。
世の中は便利な方向に向かうであろう。
単純作業は、人間に取って代わって機械が全て行うことになるだろう。
むしろAlphaGoを見ていると、単純な作業だけではなく、企業戦略だったり脳の部分ですら、人間が入る隙間がなくなってしまうかもしれない。
ターミネーターのような未来が来ないかだけが心配である。笑
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ぴっぴ
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