藤原里奈さん(株式会社 長崎の路地裏Cafe社長)インタビュー ~ポップコーンに賭けるアイドル社長の情熱~

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美人とか、社長とか。

そんなわかりやすい記号を身にまとった彼女を、
思わずついつい「美人社長」って持ち上げて、書きたくなる。

どこのメディアもそんな感じなのだろう。
“ 最近もまた、いろいろメディアに出ているね ” って彼女に投げかけると、
開口一番こう返してきた。

何か、メディアの取材を受けるのって悩むんですよね。
表面的な部分にしか着目してくれなくって。
わたしがどれだけポップコーンに愛情を注いで、命を懸けてビジネスをやっているのか、
そんなところまで全然踏み込んできてくれないから

のっけから釘をさされたからには、
イージーな言い回しで終始してしまうことは
避けなければいけないのだが・・・

写真をご覧いただけば、一瞬でお分かりのように、
凛とした佇まいを醸し出す。
そこからキリリとした視線を降り注ぐ様には、
もはやあまり賞賛の言葉を必要としないかも知れない。

唯一無二のポップコーン屋さんを築き上げた経緯

彼女の名前は、藤原里奈(ふじわらりな)。
1986年生まれの現在30歳。

株式会社長崎の路地裏Caféを経営している。
長崎の古民家の雰囲気の良さをそのまま活かしたカフェを経営。

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そこで生産するポップコーンは全国展開・オンライン販売をしている。

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ポップコーンの味の追求には、これまで3000時間以上費やしています。
今でこそ、少しオシャレなポップコーンが登場してきましたが、
私が目を付けた2010年くらいはまだ全然注目されていないお菓子のジャンルで。
これイケるんじゃないかなって、
思い切ってポップコーンの会社を作ったんです、当時の若気の勢いもあって

 

まだビジネスが何なのかをよくわからずとも、
おいしいポップコーンを提供したいという純粋な想いだけで作った会社は、
あれよあれよとポップコーンブームを世の中に演出する。

気づけば、全国のいたるところで発売され、
愛されるポップコーンを生み出していた。

 

ただ、現在の会社を経営するに至るまでの
紆余曲折の中には、一度大きな挫折があった。

でも、最初に会社を立ち上げた頃は本当に私、
ビジネスルールとか無知すぎて。
共同経営者達との意見の不一致で、独立しなければいけないことになって・・・

急激に売上を伸ばし、広告宣伝費など1円もかけなくても、
面白いようにメディアに取り上げられ、ガンガン露出があった頃なのに・・・。

自分の無知さから、
安定軌道に乗せていた会社を離れなければいけない無念を味わう。

 

だがそんな最初の、一度の失敗くらいでへこたれるような
弱っちさなど微塵も持ち合わせていなかった。

 

挫折すらもパワーに変えていく、ポップコーンへの飽くなき情熱

藤原社長は、生まれ故郷である長崎で再出発を目論んだ。

長崎県の助成金とかで支援してもらうことができて。
その資金をベースに、借入金なんかを懸命にかき集めて、
何とかポップコーンの会社の形になるまでもってきました

最初の会社で生産展開していたポップコーンよりも、さらに改良を加え、
より一層、風味豊かにバージョンアップさせているという自負。

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いま販売しているポップコーンの味には絶対の確信があるし、
パッケージデザイン含め、商品の細かな至るところまで、妥協は一寸もない。

基本的にリアルの販売スポットとしては、
まだ長崎県内でしか売ってないんですよ。
ただ、そんな小さな商圏でしか展開していないのに、
『これだけも売れるんだ』っていう成果が、今すごい自信になっていて。
だからどんどんお話しをいただいて、空港にブースを持てたり、
ハウステンボスにも販売スペースブースを展開していたりもするんです

 

彼女のポップコーンに対する自信は、より大きな舞台を引き寄せることになる。
長崎の路地裏から再出発した灯は、どこまで光り輝かせることができるのだろうか。

密かに目標であった海外展開が叶います。
ハワイ島のドトールコーヒーの方が、うちのポップコーンを食べる機会があって、
『すごくおいしい』って評判になったみたいで。
それがきっかけであれよあれよとハワイ限定のポップコーンを作ることが決まって、
いま開発を進めているところです。
パッケージやシールも、デザイン段階から関わって、徹底的にこだわっています

 

自らビジネスを切り拓いていくために必要な、たったひとつの心得とは

最初の会社を手放さなければならない事態に追い込まれた時は、
ベッドから全く動けなくって、
まともに食事を摂ることすらできない状況を
長く経験する羽目に陥ったという。

 

だけど、やっぱり起業して、社長業はやめられない。

全部が全部リスクを自分で背負っているので、
正直キツイですよ、かなり。
でも、その分うまく物事が進んだ時には、楽しさも大きいんです。
それらをすべて自分で舵を切って決定している事実と向き合うことは、
生きがいにすら感じます

 

最後にすぱっとした物言いで、
自分でビジネスを手掛けるに当たって必要な心構えを諭してくれた。

人生まるごと賭けて向き合える何かを見つけることができた者特有の、
潔さがそこにはあった。

初めの一歩を踏み出すことが大事だと思います。
むしろ大事なことは、それしかないです。
例えば誰かの後押しがあるからやるとか、そういうことじゃないんですよね。
自分がそこに向かって本気で走っていれば、自然と応援者は出てくるんです。
だから、リスクの恐怖に怯えずに一歩を踏み出せるかどうか、そこは自分次第ですね

【profile】
_dsc9965藤原里奈 Rina Fujiwara
株式会社 長崎の路地裏Café 代表取締役社長

18歳から20代の前半まで、九州の旅番組でのメインレポーターを務めたり、
数々の映画に出演する女優として活躍。
その後、バーテンダーを経て、起業を果たす。
現在30歳。仕事で東京と長崎を行ったり来たりといった、煩雑で多忙な毎日を送る。

(会社HP)http://nagasaki-no-cafe.com/
(ブログ)http://ameblo.jp/rina-palomitas/

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まくびーず編集長。リアルストリートファイター。 パンツ一丁姿にならないと、仕事に集中できないのが欠点。

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