正しい日本語とは
- 2016/3/30
- まくびーずの日常
- この記事は約2分で読めます。
バイト敬語という言葉をご存知だろうか。
例えば上記に代表されるものとしては
「●●でよろしかったでしょうか?」
というものが一つ挙げられる。
そして、上記のような日本語は「間違った日本語である」として、度々メディアに取り上げられてりしているのを見かける。
具体的には、よろし「かった」と過去形になるのが誤りで、よろしいで「しょうか」が正しい日本語だそうだ。
私は上記の指摘を最初に耳にしたとき、実に違和感を感じた。
というのも、「よろしかったでしょうか?」という質問に対して、自分自身全く違和感を感じたことがなかったからである。
時間軸において、どの部分を過去、現在、未来に置くかというのは非常に難しい議題になってしまうかと思うが、上記の質問の場合、「よろしかったでしょうか」と質問をした時点を「現在」と仮定した場合、客が注文するメニューを頭で思考し、店員に対して意思表明(オーダー)を「過去」と捉えるのは何ら問題がないように私は思える。であれば、店員が「よろしかったでしょうか?」と、過去の決定に対して確認を入れるという構図は、至極当然なのではないか。
勿論諸説はあるだろうが、上記の私と同じような認識をしている人は他にもいるはずで、いるのだから「よろしかったでしょうか?」というような問いかけになるのは間違いないはずである。
何が言いたいかというと、「正しい日本語」というのはその時々の人々の認識によって変わってくるものであり、意味がしっかりと通じるのであれば、「間違った日本語」と言われるものは「正しい日本語」もはや「正しい日本語」なのではないか。ということを、一人日曜日の夜にサザエさんを見ながら考えている自分は間違いなく暇人である。
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ぴっぴ
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