行ってきました。
マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル
Marimekko – Design, Fabric, Lifestyle
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/16_marimekko/
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
会期:2016年12月17日(土) ─ 2017年2月12日(日)
全国を巡回している今回のマリメッコ展。
前回の西宮会場は来場者が5万人を突破するほどの大盛況だったとのこと。
いかに人気なのかがわかりますね!
次の会場は 2017年03月04日(土)~2017年06月11日(日)
新潟県立万代島美術館(予定) だそうです。
マリメッコ??
1951年にアルミ・ラティアによって創立されたフィンランドを代表するファブリックブランド。
大胆なパターンと豊かな色彩を用いたデザインは
世界中の人々を魅了し、現在も新商品を発表し続けています。
ヨーロッパをはじめ、世界中に店舗があり商品を購入できます。
マリメッコは「マリちゃんの服」という意味なんです。
なにそれ可愛い。
いくつも代表的な作品がありますが、
やはりこれでしょう。
ウニッコ
http://marimekko-exhibition.jp/point/point.html
街でバッグを持っている方をよく見かけます。
こちらはマイヤ・イソラが手がけた作品。
マリメッコには、65年の歴史がありますが、
その中で歴代の優秀なデザイナーがそれぞれの個性を発揮し、
それぞれの時代に合わせたデザインを発信していきました。
今回の巡回展では、 歴代のデザイナーの
貴重な自筆スケッチや実際の作品、
創業からどのように移り変わって行ったのかの歴史、
ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品から、
ファブリック・ヴィンテージドレス・各時代の資料などを
通して知ることができます。
著名人もこぞって身につけたとか。
ジャクリーン(第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの夫人)が
実際に所有していたドレスも紹介されています。
http://marimekko-exhibition.jp/point/point.html
面白かったのは スケッチから実際に工場でプリントされて製品化されていく工程です。
このような貴重な資料が数々公開されているのでじっくり堪能できます。
マリメッコの魅力
展示会場に入るとカラフルで大胆、
華やかなテキスタイルプリントの数々に圧倒されっぱなし。
色とりどりな作品に囲まれて心踊ります!
ここに居るだけでぱっと明るい気分になりました。
これがマリメッコの魅力なのでしょう。
心に残ったのは、 1950年代のフィンランドは女性の立場が
弱く家庭の主婦として努めるのが当たり前の時代。
その時代にマリメッコが発表した服はデザインは明るく
大胆かつ動きやすく、 女性を解放するようなものでした。

偉大です。
マリメッコの布地のモチーフは 自然・風景がほとんどです。
デザイナーが何気ない景色の一瞬一瞬を見逃さずに切り取っています。
マリメッコが愛されているのは、温かさが感じられるから。
自然とともに暮らしてきたフィンランドの人々の心を映し出しているのだと思います。
これは四季や季節の移り変わりを大切にしてきた日本人とも通じる心なのかもしれません。
現代では昔の作品からリデザインされてアレンジされ直されていたり、
昔と変わることなく時代に合ったものを創り、
世界中の人々の生活に彩りと喜びを与えてくれています。
マリメッコの世界を覗ける見応えのある展示でした!
ゆりい
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