会社の形態
- 2014/5/14
- コンサルティング
- この記事は約2分で読めます。
こじまです。
2006年の会社法施行に伴い有限会社が廃止されたのは記憶に新しく、
いまは“会社”=株式会社をイメージする事が一般的かと思います。
他方、同2006年には“持分会社の設立要件が緩和された”という出来事もありました。
持分会社は、合名会社/合資会社/合同会社 の3社を指し、
持分=社員・出資者の“地位”を表現しています。
(さらに分かりやすく言うと、会社の決まり事に口出しできる権利)
それでは、この
合名会社/合資会社/合同会社の違い、正確にわかりますか??
◆直接無限責任社員のみからなる
◆社員は全て業務執行役員(社員はみな経営者 的なイメージ)
◆財産出資以外に、信用出資(自己の信用を会社に利用させる形の出資)や
労務出資(労働提供という形の出資)が認められる
合資会社
◆直接無限責任+直接有限責任社員が存在
◆有限責任社員の出資は財産出資のみ
◆ その他の規定は概ね合名会社と同様
合同会社
◆有限責任社員のみからなる
◆財産出資のみに限られる
◆利益配当に関して制限規定があるなど、若干株式会社に近い
というカンジです。
※合資会社の設立手続きは簡素なため、
創業やジョイントベンチャーなどの活用も考えられます。
ちなみに、有限責任/無限責任とは
会社が債務を払えなかった場合、社員に返済義務が出てくるかどうか。ですね。
例えば、会社に80万円しかお金がないのに
100万円の債務を背負ってしまったら、
合名会社の社員は自腹で20万円を支払う義務がありますが、
合同会社の社員は返済義務がない。といったイメージ。
いずれにしてもまだまだ少ない会社形態ですが、
個々の状況に合わせて最適な方法を考えたいものです。
こじま
最新記事 by こじま (全て見る)
- 【なに!?】アフィリエイト広告代理店の魅力。【どこ?!】 - 2015/08/11
- 【注目】TBSの深夜番組が面白い! - 2015/07/28
- 【安い?!】熱帯魚【高い!?】 - 2015/07/13