【固い話】企業組織構造について。
- 2013/12/25
- コンサルティング
- この記事は約4分で読めます。
こんにちは、こじまです。
年末ですね!!!!
そう、つまり今回の内容は!!!
年末なので!!!
お寺・・・ではなく!
馬・・・でもなく!!
そう!
企業組織内構造ですね!!
・ ・・・???!
年末とは一切関係のない
企業内組織構造について述べてみたいと思います。
インフラが整っている大企業は別としても
多くの企業は得てして、
経営戦略やマーケティング等、利益直結する事に注力しすぎる余り、
自社組織構造にまで考えが回らないものです。
取立、『急成長期』における中小企業においては、
“スパンオブコントロール”や“命令統一性の原則”“権限委譲の原則”などなど
常に意識すべき設計原理が多く存在するのが事実です。
さて、その中でも、
組織構造の形態にフォーカスしてみたいと思います!!
なんか・・・いつもつまらない内容でスミマセン。。。(; :)涙
以下4つに大別できます。
1、 機能別組織
2、 事業部制組織
3、 カンパニー制
4、 マトリックス組織
みなさま全く興味ないかと思いますが、
各々の内容やメリット・デメリットについて老婆心ながら語ります。
1、 機能別組織
例えば、人事部・購買部・経理部・製造部など、
個々の機能を単位化した組織です。
恐らく、この体系が一番多いのではないでしょうか。
《メリット》
・分業により各機能の熟練が形成され、専門性が発揮できます。
・ 規模の経済性および経験曲線効果が発揮できます。
→1つの事を専門的に行うと、効率化が生まれる。というコンサルで良く使う用語です。
《デメリット》
・トップの負担から意思決定に遅れが生じ、環境変化や顧客ニーズの対応についていけない場合がある。
・ 部門外交流が遮断される可能性があり、部門横断的な対応・社としての情報共有が困難になる事が考えられる。
2、 事業部制組織
製品やサービス・地域を基準に編成する分権管理組織です。
例えば、A商品B商品を保有するメーカーにおいて、
A商品事業部の中に、営業部・製造部・研究開発部を置き、
B商品事業部にも同様の事業部を立てるようなイメージです。
これら事業部制の善し悪しは以下の通り。
《メリット》
・ 各事業部に権限が委譲される為、トップマネジメントが楽になる。
・ 下位管理者のモチベーション向上
・ 迅速な意識決定が可能
《デメリット》
・ 各事業部での職能重複伴うコストの増加
→それぞれが1から研究開発を行う。など、無駄が発生しますね。
・ 各事業部がそれぞれの利益に固執する余り、視野が狭くなりやすい。
3、 カンパニー制
こちらは、事業部制組織の独立採算主義をさらにブラッシュアップさせたのものですね。
メリット・デメリットは事業部制組織と重なりますが、
分権化されたカンパニーの発言力が強まり、本社のコントロールが利かなくなる可能性。
事業部間のシナジー創出や事業再編が困難になる可能性。等が一般的には挙げられます。
ちなみに、まくびーはカンパニー制が近いです^^
4、 マトリックス組織
僕はあまり印象の良くない組織形態です。
格子型組織に近く、
機能別組織と事業部組織の利点を同時に狙った組織形態で範囲の経済性を追求しています。
→範囲の経済性とは、コストメリット創出等を表すコンサルでよく使う用語です。
《メリット》
・ 人的資源の共有
・ 情報共有に伴う情報処理の迅速化
《デメリット》
・ 組織内コンフリクトが発生しやすい
→上司Aの言う事と上司Bの言う事が全然違うよー!>< てやつです。
・ 命令系統の錯綜により、責任の所在が不明確。
それぞれの組織体系には意味がり、必ずしも何が良い悪いではありません。
企業規模・今後のビジョン・ステークホルダー等、
取巻く勧環境にフレキシブルに順応していきたいものですね!!
こじま
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