先週「ボッティチェリ展」に行ってまいりました!
想像以上に良い展覧会でした!
構成は大きくわけて
「師匠のフィリッポ・リッピ」→「ボッティチェリ」→「弟子のフィリッピーノ・リッピ」という流れ。
フィリッポ・リッピからの画法を受け継ぎつつ、しかしそれぞれの個性がとても強く描かれていて、
それぞれの画家の違いを感じることができました。
3人の画家の中から、自分が一番好きな絵のタッチを見つけるのも面白いと思います☆
さて、2016年は「ダリ展」以外にも、
行かないと後悔するであろう美術展がいーーーーっぱいです!
さっそくご紹介していきます!
リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/15_raffaello/
渋谷Bunkamura
2015年12月22日(火)〜2016年3月6日(日)
ラファエル前派ってよく聞くけどなんだろう?ラファエロとは関係あるの?
って思って調べてみました。
「ラファエル」とはイタリア・ルネサンスの古典主義の完成者であり、その後のアカデミズムにおいて規範とされたラファエロのことを指す。彼らはラファエロ以前の芸術、すなわち中世や初期ルネサンスの芸術を範とした(実際には、ラファエロ以後の絵画の影響も非常に大きい)。
ふ〜ん。ラファエロがやっぱり関係してるんですね。
画風は初期ルネサンスなどの影響が強いみたいですが、ルネサンス期は「キリスト教」か「ギリシャ神話」が主題だったことにくらべ、「中世の伝説や文学」、「同時代の文学」の主題が多く、キリスト教が主題の場合も昔と比べ伝統的な図法などを無視する傾向が多いとか。
時代としては19世紀後半なので、かなり新しい芸術運動みたいですね。
これだけ知ってればとりあえず楽しめそうかな?!
レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の挑戦
江戸東京博物館
2016年1月16日(土)〜4月10日(日)
きました~!みなさん大好きレオナルド・ダ・ヴィンチですよ!
今回の見所はなんといっても、日本初公開の「糸巻きの聖母」!
非常にダ・ヴィンチダ・ヴィンチしたとってもレオナルドな作品です!
そしてレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿も展示されます。
有名な鏡文字が直接見られるチャンスです。
他にも共同制作に携わったり、レオナルド・ダ・ヴィンチの工房に入門したりと「レオナルド派」と呼ばれる画家たちの作品も展示されるそうです。
非常に興味深いですね!!
ルートヴィヒ・コレクション ピカソ展
https://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event/syousai.html?id=6121
日本橋タカシマヤ
2016年2月17日(水)〜28日(日)
こちらは美術館ではなくデパートで催される展覧会になります。
期間が非常〜っに短いので注意です!
ダ・ヴィンチの次に有名と言っても過言ではないピカソの作品がサクッと見れちゃいそうな素敵な催し物。
油彩、版画、陶器などの60点が見れるそうです。
今更言うまでも無いのですが、ピカソはダリと交流がありました。
また、この展示会にはマン・レイという写真家の作品も展示されるそうですが、マン・レイはシュルレアリストでダリとも交流があった写真家ですので、
個人的には是非見に行きたい展示会です!
カラヴァッジョ展
国立西洋美術館
2016年3月1日(火)〜6月12日(日)
本日最後にご紹介するのはカラヴァッジョ展!
カラヴァッジョってめちゃめちゃよく聞くし作品も見たことあるものばかりなのだけど、あまり知らないなあと思って調べてみたら・・・
実は!
殺人を犯して指名手配を受けていたそうです!
故意的に殺してしまったわけじゃないらしく、逃亡したマルタ共和国で素晴らしい宗教画を描き、これが認められたことで最終的に教皇から免罪されたとか。
なんて面白いエピソードを持った画家なんだろう…。
そんな殺人を犯してローマから逃亡した直後に描いたと言われる絵画が見れるみたいです。
なんだろうものすごく気になる…
というわけで4つの面白そうな美術展をご紹介しました☆
気になるものがあれば是非足を運んでみてくださいね!
ギノちゃん
最新記事 by ギノちゃん (全て見る)
- 疲れたらブレイクタイム♪まくびーに導入しているお菓子&珈琲 - 2017/01/31
- 2017年大注目の美術館展5選!!! & 2016年美術館展振り返り - 2017/01/17
- 【日本国内】ダリの絵画・作品が撮影できる美術館はココ! - 2017/01/10