これは絶対見ておこう!展覧会2014冬〜2015春

こんにちは!オギノです。

先週、六本木の国立新美術館でやっている
「チューリヒ美術館展ー印象派からシュルレアリスムまでー」を見てきました。

 

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正直、私は印象派にはあまり興味がないため、
ダリの絵たった1枚見たいがために行ったようなものなのですが、
予想以上に面白かったです!
印象派が好きな方にはかなり満足行く内容だと思います。

 

「モネ」「ピカソ」「ゴッホ」「シャガール」などなど、
一般的にもかなり有名な画家の絵が多いので、
絵画に詳しくなくても楽しめるラインナップですし、
「すべてが代表作」と謳っている通り、
ほとんどが油絵だったので見応えがありました。

 

今回「なるほど!」と思ったのは、
なぜ印象派がうまれたのかと、
そこからシュルレアリスムにどうつながるのかということ。

 

印象派と呼ばれる絵が描かれるようになったのは、
つまり、「目に見えているもの」を描く時代から
「目に見えているものを、画家がどう感じたか」を描く時代になった
ということなんですよね。

そして、その「画家が感じたものを表現する方法」というのが、
抽象画やシュルレアリスムといった、
もっともっと個人の内面を描き出す表現方法に変わっていったと。

 

すっごく納得がいきました。

 

チューリヒ美術館展は2014年12月15日までやっているようですので、
是非足を運んでみてください。

 

というわけで今回は、個人的に「これは絶対に見ておくべき!」
という展覧会をピックアップしてみたいと思います!

 

 

 

 

ウフィツィ美術館展
―黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで―

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http://www.tobikan.jp/exhibition/h26_uffizi.html

 

場所:東京都美術館(上野)
期間:2014年10月11日(土)〜12月14日(日)

 

なんと!ウフィツィ美術館展やってるそうですよ。
フィレンツェにある、言わずと知れたあのウフィツィ美術館です。
私は過去2回行きましたが、それでも絶対もう1回行きたい美術館です。
ウフィツィ美術館は夢の美術館です!

 

ウフィツィ美術館で有名な絵といえば、やっぱり「ヴィーナスの誕生」。

 

「ヴィーナスの誕生」ボッティチェリ

 

さすがにこの絵画は来日しないみたいですが、
この作者であるボッティチェリの他の作品は4点ほど来日します!

 

作品リストを見てみると、ウフィツィ美術館だけじゃなく、
アカデミア美術館(これもフィレンツェにある有名な美術館)や
他の美術館からも作品が来るみたいです。

 

ワクワクするなー!!!

 

ルーヴル美術館展 日常を描く
―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄

ルーヴル美術館展

http://www.ntv.co.jp/louvre2015/

 

場所:国立新美術館
期間:2015年2月21日(土)〜6月1日(月)

 

これはチューリヒ美術館展行った時に、チラシで見て「行きたい!」と思ったので。
来年の2月からなのでまだ結構先なのですが…。

 

みどころは、フェルメールの「天文学者」。
今年ルーヴル美術館に行った際にも見た作品ですが、
日本で他の作品に並んで見るっていうのはまた全然違うんですよね。
だからすごく楽しみです。

 

毎年「ルーヴル美術館展」ってやっているような気がするのですが、
ルーヴル美術館は作品点数が半端じゃないので、
同じ作品が来ることはないんでしょうね。

 

ジョルジョ・デ・キリコ -変遷と回帰-

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http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/14/141025/

 

場所:パナソニック汐留ミュージアム
期間:2014年10月25日(土)〜12月26日(金)

 

え〜!!キリコの展覧会ですって!!!!!これはヤバイ!!!!!!

 

キリコというのは、シュルレアリスムに大きな影響を与えたと言われる人で、
ダリが憧れたともいわれているスゴイ画家です。

今回の展覧会にも
「ピカソが畏れた。ダリが憧れた。」
というキャッチフレーズがついているほど。

 

中学時代、まだダリを好きになる前に教科書でキリコの絵を初めて見たのですが、
かなりの衝撃を受け、絵画に対して初めての感情を感じた事を覚えています。
そのあと高校に入ってからダリを好きになり、ダリを追っていくと、
キリコという存在は必ずどこかにいるんですよね。

ダリを追ってダリの絵目当てで美術館に行っても、やっぱりそこにはキリコがいる。

 

でも「キリコの絵が好き」と軽々しく行ってはいけないように感じられて、
今までキリコの話題を出すことを避けていました。
なんというかダリに対する罪悪感のようなものを感じ…。

 

って、ここまで書いてなんとなくわかったのですが、
もしかするとキリコは私にとって「初恋の人」のような感覚なのかもしれません。

「初恋」って、その時は恋愛感情って気付いてなくって、年月が経ったある日「わたし、あの時、あの人のこと好きだったんだ」って気づくんだけど、その時にはもう別の恋愛をしていて恋人もいて、いま初恋の人に連絡をとったら、もしかしたら気持ちが戻ってしまうんじゃないかという恐怖と罪悪感から、連絡もせず、なんとなく好きだったという感情もなかったことにして、そのまま大人になっていく、みたいな。

 

そんな感じなのかもしれない。

 

・・・あれ?なにこれ?

 

もしかして、なんか私、
気持ち悪い?笑

 

また面白そうな展覧会があればご紹介させていただきます!
以上、オギノでした!

 

Carry the Happiness

昨日ハロウィンパーティーの帰りに観光中の外国人に話しかけられ道を尋ねられました!
携帯電話を持っていなかったらしく、Google Mapで調べて教えてあげることができた(多分)!と思います!

無事にたどり着けていますように^^

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ギノちゃん

WEBデザイナー。サルヴァドール・ダリをこよなく愛し、休日は西洋絵画を求め美術館めぐりをしています。好きな食べものは納豆と餃子とネギ。

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