まくびーず読者の皆様!
どうも、こんにちは!
先週に引き継ぎまくびーずの”日曜日”を担当させて頂きます☆
ユージです!
皆様、お待たせしました・・・!
ついに・・・!
そう、ついに・・・!
発表します!!!
2015年度のアカデミー賞を発表します!!!
転用:第87回アカデミー賞授賞式! – Movie Guy~ 映画好きのブログ...
第87回アカデミー作品賞受賞作品はまさかの・・・!?
おさらいです!
作品賞にノミネートされていた映画作品はこちら!
全部で7つ候補がございました。
① アメリカン・スナイパー 作品情報
② バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 作品情報
③ 6才のボクが、大人になるまで。 作品情報
④ グランド・ブダペスト・ホテル 作品情報
⑤ イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 作品情報
⑥ セルマ(原題) 作品情報
⑦ 博士と彼女のセオリー 作品情報
そして、第87回アカデミー作品賞受賞作品は・・・!?
こちらの作品でした!!!
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
転用:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) : 場面カット – 映画.com
「バベル」「21グラム」など、シリアスな人間ドラマで高い評価を得ているメキシコのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がダークファタジーに挑戦。第87回アカデミー賞では同年度最多タイの9部門でノミネートされ、作品賞、監督賞を含む4部門を受賞した。「バードマン」というヒーロー映画で一世を風靡した俳優が再起をかけてブロードウェイの舞台に挑む姿を、「バットマン」のマイケル・キートン主演で描いた。
— かつてスーパーヒーロー映画「バードマン」で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の底にいる俳優リーガン・トムソンは、復活をかけたブロードウェイの舞台に挑むことに。レイモンド・カーバーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、演出も主演も兼ねて一世一代の大舞台にのぞもうとした矢先、出演俳優が大怪我をして降板。代役に実力派俳優マイク・シャイナーを迎えるが、マイクの才能に脅かされたリーガンは、次第に精神的に追い詰められていく。—
もういちど輝くために、
もういちど愛されるために、
すべてを手放し、羽ばたこう。
出典:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』公式サイト
今回の受賞作品ってどんな作品なの・・・?
さて、今回の受賞作品ですが
なんと代表作があのバベル(Babel)などで有名なシリアスドラマの名手
イニャリトウ監督がブラックコメディに挑んだという話題作。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督
転用:Alejandro González Iñárritu – Wikipedia, the free encyclopedia
バベル(Babel)/2006年
転用:ドラマ映画「バベル(BABEL)」の感想:映画ランキング★映画鑑賞ランキング記
ストーリーはいたってシンプル。
かつては『バードマン』というスーパーヒーローを演じて一世を風靡した一発屋の俳優(主人公)が
復活をかけてブロードウェイの舞台に一から挑戦する姿を描いた話です。
左側がスーパーヒーローの『バードマン』、右側がそれを演じた『リーガン・トムソン』
転用:画像 : アカデミー賞作品賞「バードマン」全編1カットに見える驚異的演出! – NAVER まとめ
落魄れた過去のスーパースターが再起を目指すという映画はこれまでにいくつもありましたが
イニャリトウ監督の手にかかったこの映画は全く違いました。
まず、キャストが違う。
まず、この映画の主人公である『リーガン・トムソン』
つまり落魄れた過去のスーパースターを演じたのが
あのバットマン(Batman)で有名なキートンさんなんです。
マイケル・キートンさん
転用:Michael Keaton – Wikipedia, the free encyclopedia
バットマン(Batman)/1989年
転用:Michael Keaton Batman | We Got This Covered
つまり『バードマン』をかつて演じた俳優を
『バットマン』をかつて演じた俳優が演じるという
何ともややこしい映画。
まさかこれはノンフィクション映画なのでは?! としばしば思われがちですが
完全なフィクション映画なのであしからず。
イニャリトウ監督があえてキートンさんにこの役を演じさせたところも
ブラックコメディたる所以なのかもしれません。
ちなみにWebで調べてみたところ、キートンさんは1989年のバットマン(Batman)や1992年のバットマン・リターンズ(Batman Returns)出演以降は、なんと監督業や声優業でも活躍をしていらっしゃいました。なんと、あのディズニー作品のトイ・ストーリー3(Toy Story 3)や宮崎駿作品の紅の豚にも声優として出演されていたそうです。これは本当に驚きました。
キートンさんが演じた『ケン』/トイ・ストーリー3(Toy Story 3)
転用:『トイ・ストーリー3』 群馬映画研究会 新作映画批評 ネタバレあり – 群馬デザインアート倶楽部
キートンさんが演じた『ポルコ・ロッソ』/紅の豚
そして、撮影監督が違う。
そして、この映画の撮影監督
つまり”絵”作りの責任者を担ったのが
あのゼロ・グラビティ(Gravity)でアカデミー賞を受賞したルベツキ撮影監督なんです。
エマニュエル・ルベツキ撮影監督
転用:Emmanuel Lubezki – Wikipedia, the free encyclopedia
ゼロ・グラビティ(Gravity)/2013年
転用:「ゼロ・グラビティ」 ( 映画レビュー ) – 映画と旅とスタジアム – Yahoo!ブログ
実際に既にアメリカで本作を見た評論家の町山智浩さんはこうおっしゃっていました。
ずーっと続いてるんですよ。シーンが。でも時間としては何十時間も経っているんで。実際は時間が飛んでるんですけど、カットがつながっているんですね。
ゼロ・グラビティ(Gravity)でも1カットがとても長かったルベツキ撮影監督、
今回の映画では全編1カットかと思う流れるカメラワークを実現したそうです。
この長回しの演出はかなりの見ものですね!!!
いかがでしょうか・・・?
さて、皆さん。
今回の受賞作品はいかがでしょうか・・・?
映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は
4月10日よりTOHOシネマズほか日本全国で公開だそうです!!!
お楽しみに♪
それではまた来週♪
ユージ